2025年8月27日、文教大学体育会サッカー部の皆さんと「キャリア塾」を開催しました。テーマは「自己理解とGOAL設定」。KICKOFF HLDGS代表取締役の椎名政志と、CareerA事業責任者の細田海斗が登壇しました。

キャリアの授業が、じゃんけんから始まる理由

キャリアの授業と聞いて、何を想像するでしょうか。業界研究、自己分析シート、エントリーシートの書き方——。この日、私たちが最初に用意したプログラムは、そのどれでもありません。全員参加の「あっち向いてホイ」勝ち抜き戦です。

ルールは3つだけ。本気でやる。勝ち残り戦。負けたら着席する。

ただのじゃんけん遊びのはずが、残り人数が減るほど教室の温度は上がっていきます。最後のひとりが決まり、全員が席に着いたところで、細田がひとつの問いを投げました。

「いま、ここで得られた気づきや学びは何ですか?」

学生に語りかける細田海斗
身振りを交えて語る細田

同じ遊びでも、本気でやった人にだけ気づきが残る——私たちはこれを「アウェアネスの力」と呼んでいます。かんたんな遊びひとつで、本気の集中がどれだけ景色を変えるか。それを体感してもらうところから、キャリア塾はいつも始まります。

「残り7試合を全勝するために、必要な要素は何がありますか?」

壇上に立つ椎名と細田
壇上の椎名と細田。スクリーンには「残り7試合を全勝するために、必要な要素は何がありますか?」の問いが

本題では、いきなりキャリアの話はしません。まず投げたのは、サッカーの問いです。「残り7試合を全勝するために、必要な要素は何がありますか?」——これなら全員が本気で考えられる。そして実は、この思考プロセスこそがキャリア設計そのものです。

今日、最も獲得したい成果は何ですか?(当日スライドより)
チェックインで投げた問い(当日スライドより)

続けて、「今日、最も獲得したい成果は何ですか?」「それは、誰の手によって獲得できますか?」。答えはいつも同じ場所に戻ってきます。機会は与えられるものではなく、自分でつくり、自分で取りにいくもの。GOALから逆算して今日の練習を設計することは、選手なら誰もがやってきたはず。その思考をキャリアに向けるだけで、就活は「漠然と不安なもの」から「自分で設計できるもの」に変わります。

登壇者について

椎名政志(代表取締役CEO)
北海道出身。青森山田高校サッカー部から流通経済大学サッカー部へ。大学サッカーを経て起業し、「人生に、熱狂を。」を掲げてKICKOFF HLDGSを率いています。

細田海斗(CareerA事業責任者)
埼玉県出身。前橋育英高校サッカー部で第96回全国高校サッカー選手権優勝。東京農業大学サッカー部を経て、アスリートのキャリア支援の現場に立っています。

おわりに——ホワイトボードに残された言葉

文教大学体育会サッカー部一同からの寄せ書きホワイトボード
終了後、ホワイトボードに残されていた寄せ書き

終了後、教室のホワイトボードには「本日は遠方よりお越しいただき、ありがとうございます」の寄せ書きが残されていました。文教大学体育会サッカー部の皆さん、こちらこそ本気の90分をありがとうございました。

KICKOFFの「キャリア塾」について

「キャリア塾」は、KICKOFF HLDGSが大学サッカー部・体育会の学生アスリートに向けて開催しているキャリア講座です。文教大学を皮切りに、流通経済大学(参加69名・満足度平均8.1/10点)、明治学院大学でも開催してきました。

講義形式で"答え"を配るのではなく、遊びと問いを通じて、選手自身の中に"問い"が立ち上がる時間をつくる。それがキャリア塾の設計思想です。

部・チームでの開催にご興味のある方は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。アスリートのキャリア支援サービス「CareerA」についてはこちら。